NYは一筋縄ではいかない

スーツケースの受取場所では、紆余曲折があったので、私のスーツケースが最後の一個になっていて、
すぐにうけとれましたが、税関すぎたところで、電車が遅れてるらしい事が判明。
もう、車でマンハッタン入りしようとリモ(リムジン)やらシャトル系を扱うデスクにいって聞いたら、
私が行くマンハッタンのアッパーイーストには配車できない状態といわれました。
そこでタクシーのデスクに聞いたら、ハーレムでガス爆発で、とにかく交通状態がすごいけど、
配車は出来ると言われました。
マンハッタンが交通渋滞なら、電車で行ってもターミナル駅でタクシーを捕まえられると思えず、
飛行場からタクシー乗ることにしました。
デスクのアフリカ系の女の子と男の子もはとても親切でした。そこで、名前と行き先をいって、
料金を確定してもらいました。 71ドルにチップとトール書かれた紙をもらって、
私の荷物は係の人が持ってくれて、タクシー乗り場までいきました。
これは助かる。ポーター頼むのも大変だし、怪しい人もウロウロしているの、
ひとりで荷物もって歩くのって嫌いなのでほっとします。
タクシーにつくと、ドライバーは待っていて、クレジットカード使うなら、
税金はタクシー乗る前に自動支払機ではらってといわれたけど、
この機械が壊れているので、結局現金で全額払う事になりました。
あー、何やら前もそうだったけど、もう気にしない。
とにかく最初のタクシー代だけはにぎりしめて渡米するようにしてます。
JFKからだとマンハッタンは定額で乗れるし、余計な税金はかからないけど、
ニューアークと結局代金はそんなにかわらない。
ニューアークからでも、ちゃんとタクシーオフィスで金額を設定してもらえば、心配なくのれるしね。
タクシーのドライバーはエジプト系のお兄ちゃん。
いきなりスマホの交通情報見せてどうするか相談されました。
とにかくマンハッタンにはいるためにどうするかが問題な事はわかったので、
またどういこうが金額は決まっているというので、
迂回して、島の南からはいって北上する事にしました。
乗り始めてから、ラジオの交通情報も聞いて、もう一度確認して決めました。
どの道を行くか確認してちょっと、ほっとしました。
漫画家希望で秋葉原と中野に行ってみたいという今時の親日家のドライバーのお兄さんと、
同人誌の話やらをして、楽しく交通渋滞をやり過ごしました。
友人宅には電話をかけましたが、なんと相手の受話器がこわれているということが判明。
友人が「cahorsがかけているなら、まっすぐアパートにきて、ドアの電話で呼び出して」といわれたので、
もう、まっすぐ友人宅に行きました。
考えてたよりずっと早くアッパーイーストまで到着できました。
タクシーのお兄ちゃんにチップを払わねばと足し算してみたのですが、
私を知っている方はご存知かと思うのですが、まったく算数の出来ない私はチップの計算など、
できるわけもなく、結局、考えてみたらほとんどチップを払わなかったと思われます。
しかし、ドライバーのお兄ちゃんは自分の漫画の話が思いっきり話せたので、
とくにチップは気にしていなかったようです。
で、今度は友人宅のアパートでドアの鍵をあけてもらおうとコールしたら、
やっぱり受話器がおかしいらしい。
そこで、スーパー(管理人)をドアのコールで呼び出して、事情を説明して、
友人の確認をとってあけてもらいました。
あ、NYって疲れる。
とにかく、全てと戦う場所なのだと思います。うん。
友人も昨日イギリスからついたところで、自分のうちとはいえ、ネットのパスワードを思い出せないらしく、
また電話は受話器がつかえないので、我が家にいるクマに高級なソフトバンクコールで生きてる事を電話しました。朝早く呼び出されたクマには気の毒な事したような気がします。
そして友人と軽い夕食を食べ、最初のデイリーショーを見て、眠りました。
これから、四月のはじめまでこちらにおります。