図書館の不思議

EEBOは個人契約サービスは基本的にはないので、私はRSAを通じて利用していますが、日本でも幾つかの大学図書館国会図書館がアクセス権を保有しています。
大学の図書館の資料の相互利用は進んでいますが、電子データサービスはその枠外で特定の大学関係者以外は容易に利用できません。
国会図書館は確かに皆に開かれていますが、端末での閲覧と、プリントアウトサービスにのみ対応していて、読みにくい16世紀の画像はプリントは見づらいし、そのプリント代も高く、大変不便です。ひたすら国会図書館で読むことが要求され、台数も限られた端末、結局、かなりハードルがたかい。
何でダウンロードできないのですかね、他の国の公共図書館ではダウンロードできるのに。
もともとマイクロフィルムで存在していたものを、紙で打ち出すために、わざわざ電子データベースとして図書館に導入している事自体おかしいように思います。
紙の無駄だし、古い本の画像データの写しなんですよ?なんで、それをプリントアウトして、結局、使う時にはそれをスキャナーで自分で取り込むのですが、どう考えても変なサービスです。色々、事情はあると思うのですが、利用者としてはなんとかしてほしいと、このサービスが始まった頃から祈り続けております。