造られた人の国

今回、就任式で突然、気候変動を政治問題に再び持ってきたこと、同姓婚とLGBTの人権に理解をみせたことは、斬新だったと思う。
それから、前回中途半端な福音派への歩み寄りをみせ、祈祷には保守的な福音派を選んでいたが、今回はそういう妥協はせず、LGBTを受け入れる姿勢を貫いた点で評価できる。ただ、前回の演説ではアメリカを構成する人としてキリスト教ユダヤ教イスラム教とならんで宗教を持っていない人もあげたのに、今回の演説は「神」だらけ。そして聖書を二つも重ねて宣誓する。宗教を持たない人への歩み寄りは今回はどこにいったのか?人は平等に造られたとすると、同性愛は救えても、造られたと信じない人はどう扱うのか?
このあたりに疑問を感じるの就任式だった。それと4回も宣誓式したアメリカ大統領って他にいるのかな?調べた事ないけど、回数では最高記録保持大統領なのでは?