万歳

The Private Life of Henry VIII [DVD] [Import]
昨日書いたグーテンベルグ・プロジェクトより、
さらに私にとって便利なパブリック・ドメインデータの宝庫、
インターネット・アーカイブのテキストデータをどのように私の目ポッドタッチで読むかも思案中。
そんなこんなで、動かしているうちに、
インターネットアーカイブのサイト内にあるオーディオや動画のアーカイブも覗いてみると、
おもしろいコンテンツが山ほどでてきました。
早速、ダウンロードして目ポッドにもいれたのは、
1933年公開の「ヘンリー8世の私生活(the private life of henry viii)」。
この映画大好きなんです。日本では不敬にあたるとして当時公開されませんでしたが、
確かに、この映画の困ったおじさんヘンリー8世の描かれ方は、
昭和初期の日本では受け入れられなかったかもといったのは納得の映画です。
宗教改革などの史実や難しいことを考えず、困ったおじさんが最終的には
賢い夫人にてなずけられていくようになる過程を楽しむ映画です。
あくまで軽いコメディですが、俳優、女優陣の演技が細かいところにも気を配っていて、
おもしろいです。
ちなみに、DVDがアマゾンで売っていたので、そのリンクを貼って見ました。
それ以外にも動画のアーカイブをうろうろしていると、
第二次大戦中のアメリカの戦争奨励、愛国心に訴えるプロパガンダ映画のコレクションも発見。
これも、おもしろそうです。ぜひ、少しずつチェックしてみたいと思っています。
それと、すごい掘り出し物と思われるのはマウントバッテンを描いた、
日本未公開で巨匠によるイギリス映画。
これらは、見たときにまた感想を書いてみたいと思います。
さらに、オーディオアーカイブには古いラジオのオーディオコンテンツもいっぱいあって、
これがまた宝の山。
さっそく、ホーンブロワ(Horatio Hornblower)のラジオドラマを発見。
Michael Redgrave 出演の1952年から53年のラジオドラマと、Nigel Anthony出演の70年代のラジオドラマ版をダウンロードしてみました。
しばらく、ラジオドラマも楽しめそうです。
それにしても、朗読、ドラマ、それからインタビューなど聴き応えのあるコンテンツが、
目の前にあるかと思うと、わくわくします。
うーん、こういうのがあると、日本の地上波が地デジになろうが、
テレビを見ることはますます、なくなりそうです。
検索するのはイライラするけど、やはりインターネット・アーカイブ万歳です。