モロゾフは凄い!

モロゾフと言えばチョコレートと思いがちですが、今日はニコライ・モロゾフ(nikolai morozov, 同名のロシアの科学者で革命家もいますのでお間違いなく)を取り上げてみます。金メダルを取った荒川静香ちゃんにコーチとして又振付け師べっとりくっついていた彼です。*1
アイスダンスの選手の頃から顔の大きさが気になってましたが、荒川嬢の隣にいる彼はまるで熊ですね。
二位のサーシャ・コーエンも高橋も、ジュベールも彼が振り付けしました。個性的なベルギーの男子選手もそうだし、結局出なかったクワンの振り付けも彼だと思う。ヤグディンの「仮面の男」の振り付けですっかり有名になり、今大会で荒川とニ大会連続で金メダリストを生み出したんですからね。おめでとう!!(ただ、最近ジュベールの談によるとモロゾフヤグディンの関係が悪いという事らしい・・・。)
彼の振付けは選手を引退してプロスケートではなくて早く振り付け師となったので選手に直接指導できるという事、振付けにストーリーがしっかりあるので選手が演技にのめり込みやすい事、新しい審査方法を良く研究しているといった多くの利点があります。それに、なにより彼の振り付けしたステップは美しい。高橋君もコーエンも荒川も上下左右に動きのあるステップが魅力です。やはりアイスダンス出身者ならではですね。
選手としてトップの成功はおさめなかったけど、モロゾフ君は選手時代からお世話になっていたタラソワさん(Tatiana Tarasova)のアシスタントから世界有数の振り付け師になった訳ですから凄いですよね。(オリンピック直前に荒川はタラソワさんからモロゾフ君にうつりましたが、荒川が演技最後のスピンをしている時にリンクサイドにちらっと写る多分タラソワさんらしき人の満面な笑顔もよかったですね。お母さんが自分の息子に彼女を任せたという感じなのでしょうか?単なる太めのヨーロッパ人かもしれないけど・・・)

*1:女性選手では彼女が一番好きなので、彼女が金でうれしい!大きくて、女性らしい美しいスケートができる人がすきですね。それに、靴はヤッパリ白い方が素敵。カバーをするのは結局色が合わないから辞めた方が良いと思います。オリンピックで活躍した日本女性陣は別の日本人が勝つようなこといっていたけど、ざまぁみろ、佐野さんの勝ちでしたね。オリンピック前に何のプレッシャーもないおちびちゃんを出せ出せと言ってた人もいたけど、ポイントは高くとも他の強化選手と条件は違うし、やはり最後まできちんと滑ることのできない子供には体力つけてからでてほしいので、この三人で良かったと思う。初めてでも失敗しても果敢に4回転に挑戦した彼女も評価できるし、ナルシストっぽい演技をする彼女も得点に結びつく技の欠如に加えてスピンのキレが悪かったけど、結果としては順当だったと思う。名古屋の娘さん達は次のオリンピックを目指して頑張って欲しいですね!