楽観?

友人から来たメールには今回の地震ヴォルテールを思いおこさせると書いてありました。
カンディードですね。
18世紀のポルトガル地震に衝撃をうけた彼が書いた作品です。
あらゆる物事はみな最善と楽観論を信じる主人公カンディードがこれでもかと不幸に見舞われる。最終的に彼は手に入れたわずかな土地を耕すための労働の必要性ととそこから得られたものにたいして幸福を得るということに気づく。その小さな土地とその労働こそが未来をつむぐことになるという。うーん、なかなか含蓄のある話ですが、ころりと忘れてました。(しかも、このまとめで正しいのか?)
ポルトガル地震は多くの哲学者に影響を与えたことは知られています。今回の地震も多くの人に精神的衝撃をあたえましたが、そこから第二のヴォルテールは現れてくるのでしょうか?
せっかくなので、金ドル版のカンディードを手に入れて週末の読書にしました。