ようやく現る

シーク ―灼熱の恋― (エメラルドコミックス ロマンスコミックス)

最近、いろいろな電子書籍を色々なアプリを使って読んでますが、
金ドルでは、the sheikをよんでおります。
これは伝説的な二枚目映画俳優といえばのルドルフ・ヴァレンチノ出演映画の原作です。
とうぜん映画ではヴァレンチノがシークであります。
小説は英国のEdith Maude Hullによって書かれており、
ダイアナという英国の上流階級の娘が主人公です。
産褥でなくなった母親を思う父親に疎まれ、少年のように育てられたものの、
魅力的な外見と強烈な個性を持つ女性として成長をします。
その成長した彼女がシャペロンもつけずに、砂漠を旅して、シークに拉致されて、
という、ま、典型的なロマンス小説であります。
しかし、シーク登場まで引っ張りすぎ。
ちょっと、出るのかという思わせぶりなシーンあったりしながらも、引っ張る引っ張る、
さっさとヒーローを出せと読みながらイライラしました。
金ドルだと500ページ過ぎての登場だったで、
到達する前に、一回、読むのをやめたのですが、また、がんばってスタートしてみました。
で、今日、ようやく、シーク登場で、イライラ感から脱出。
きっとこの小説の映画版も同じ展開なら、20世紀初頭の大正時代にこの映画を見た乙女たちは、
今か今かと出てこない主役をイライラしながら待って、
突然ヒロインをさらいに現れるシーク姿のエキゾチックなヴァレンチノに失神したんでしょうね。
当時は扇情的な話だったんでしょうが、
いまなら子供向けかと思う位の大変おくゆかしいロマンス小説です。
ただ、この調子だと傍若無人なシークに拉致られたヒロインは、
シークにメロメロになっていくのでしょうが、
英国上流階級の娘と異教徒たるシーク。さて、どうやってオチをつけるのか、よみすすめなくちゃ。
ちなみに、日本語訳の小説版があるかはしりませんが、英洋子さんが漫画にしているそうです。
思いっきり、懐かしい少女マンガ王道スタイルの英さんのシーク、王子様ならわかるけど、
シーク、どうなんでしょう。
彼女の漫画を読んで育った身としては気になります。
金ドルにおけるこのコンテンツは無料ですが、グーテンベルグにもテキストがあるので、
どちらからでも無料で読めます。
一応、英さんの漫画版シークとそれとほぼ同じポーズの本家ヴァレチノの画像を貼って見ました。
どっちがお好みでしょうか?
漫画は表紙をクリックすると、アマゾンに詳細がでています。
もちろん、本家ヴァレンチノのシークで失神したい方には、
インターネット・アーカイブで映画版をご覧ください。
私は小説読みおわってから見てみようと思っているので、
ここに( ..)φメモメモしておきます。
見たい方は、どうぞ、こちらをクリック!
また、オチについては、読んでから書きたいと思います。