ルーツ

本日、研究会とはいえ発表者が日本史と日本考古学だったので、耳学問といった感でしたが、自分のルーツの一部が少し垣間見えて、面白かったです。
なぜ、植木と食べ物にかかわる親族が多かったのか、江戸開府よりずっと前の中世からの話がなぜ親族の話に上るのか、地理的環境による解説などにより目からうろこのお話でした。
ぼだい寺の史料が火事とともに紛失していたので、どこまで遡れるのかよく分からないらしいので、そういう意味で今日の考古学的解説は理解の上である種の助けになりました。質問すると変な答えが返ってきそうで、なかなか親戚に聞けずじまいだったので、勉強になりました。
しかし、これで、もうひとつわかったことは、親族が、教育委員会などからだされている資料をもとに話を推理し、脚色し、独自の歴史を作り上げらた節が多く、どこまでが家の中で伝わった話で、どこまでが外から聞いてきた話なのかが大混乱という事も判明。これを解きほぐすのはさらに難しそうです。
それと農家だったといいながら、下級武士の話が親族の話に出てくるのが、いまひとつよくわからない。大きな農家と下級武士は実は極めてグレイな境界線なのか、ルーツの支流が色々噴き出しているのかな?