騒乱は終わったのか、これからなのか?

呼吸器疾患を持つ身としては、インフルエンザはとても怖い病気なので、
今回の豚というか新型インフルエンザには関心を持っています。
イギリスのニュースを今朝見てたら、結構、やはり学校でいまだに広まっているらしく、
てっきり終息していると思ったので、びっくりしました。
しかし、日本のテレビでは、実際にはから騒ぎ的なインフルエンザの報道に視聴者が愛想をきらし、
慌てて報道もテンション下げてきた感じの新型インフルエンザ問題。
今回の騒ぎで実感したのは、マスクが飛ぶように売れてるらしい事と、
学校に行ってもアルコールがあちこちにおかれて、消毒があちこちでできるようになったという事。
日本で流行りする直前にカナダで豚ちゃんがインフルエンザにかかって処分されたけど、
結局、ブタから人、そしてまたブタへという感染が連なっていったのかとか、
どういう問題が予想されるかという事が考えられているのかとかという事を知りたいけど、
処分されたというニュースのその後は聞かないですね。
学校が休みで混乱とか、マスクの買占め、政府の対応に問題がとかいう報道は見かけるけど、
病気そのものの問題は論議されていないのではないだろうか?
結局、咳エチケットと手洗いの仕方以外で、日本の報道の情報で役に立ちそうな事って今回は見当たらない気がする。
首相が漢字が読めないと鬼の首を取ったように喜々として報道するけど、自分たちのテロップの漢字や表現の誤りなんて、適当にしか直さないじゃない彼ら。
今回の報道でも専門家として報道に出てくる人物が医者なのか、薬学や公衆衛生が専門の人なのか、また、彼らの考え方が見ている人にわかるように提示されなくて、どういう立場で、何を根拠としているのか不明な点があまりにも多い。
で、最後は政府の対応が遅いとか、国の一貫した姿勢が感じられないとかいう帰結で終わってしまう。
今回の一連の報道で、役に立つ情報もないとは言わないけど、情報を伝達するって、それを商売にするってどういう事とって考えさせられます。って関心あるなら自分で調べればいいのに、他力本願な自分が一番いい加減なのかな?