話が始まる前に終わる十勇士

今週は、色々あって疲れまくって、たまっている仕事は明日する事にして、今日は一日お休みする事にしました。
そこで、クマが私の好きそうな声優が総出演だという真田十勇士のアニメを探してきてくれたので、一緒に見る事にしました。それは、森功至若本規夫野沢那智小川真司大川透子安武人速水奨郷田ほづみ石田彰檜山修之中田譲治立木文彦などなど、ここに書けないほど私が萌える声優さん目白押し。クマ偉いと思って一緒に見たのですが、キャラの鼻がすごい団子で顎がしゃくれ状態。全く美しくない十勇士にガッカリ。
もちろん骨太でオヤジ臭いしあがりでも良いとは思います。しかし、あの声にこれ?そこで画面を見るのはあきらめて音だけ聞いていてもつまらない。どうして、こんなに色気のある声揃えて、つまらなくできるのか理解不能。音楽もオープニングの三味線は若々しかったがエンディングはおやじの歌。あー、いいんですよ別にね、歴史好きの中高年のおじさま相手にしているアニメならね。だけど、その割に若手から熟練と全ての世代にわたった萌え声そろえ過ぎ。せっかく彼らを使うなら少し艶っぽい仕上げをしたら、もっと人気が出たような。
しかも、許せん事にこのアニメ、十人勇士がそろって終わっちゃう。アメリカのドラマでよくある人気が伸びずに打ち切りになった消化不良のドラマみたいな感じでしょうかね?主人公を守る人物がそろって終わるなんて、完全に乙女ゲームのアニメ化にしかおもえない終わり方。関ヶ原に時間かけすぎたのが敗因だったかも?強く美しい彼らが散っていくさまが、この眞田十勇士に期待するポイントだと思います。最後のほうからやって、人気が出てからどうやって集まったのかを描いたほうが良かったように思います。クマは「はじめに」で終わった学生の論文と言ってましたが、そんな感じでした。
それに、このアニメでは☆さんが猿飛佐助なのですが、赤い髪に派手な立ち回りで、どことなく某ゲームの眞田幸村を醜くして元気をなくしたような仕上がり具合。第一、赤って幸村の甲冑の色の定番ですよね。なぜ、佐助を赤のイメージでこのアニメは描いたのかな?
私にとって幸村はやっぱり実写の草刈正雄さんが一番かな?演技力はなくていいけど、やっぱり美男じゃなくっちゃ幸村じゃない!!!
いずれにせよ、がっかりなアニメだった。もっと骨太にしたかったら、一声で誰かと分かるような声優さんは使わない等工夫、話に集中させる仕上がりにしたほうが良かったのではと思うし、女性をターゲットにしているなら、、女性をスタッフにもっと入れるとか、乙女ゲームなどを参考にしたほうがよかったかも。逆におじさまがターゲットなら健気で純情可憐な女の子を登場させるとかの工夫もあったような?とにかく中途半端な親父のおやじのためのネオロマみたいな作品でした。とほほ
関係ありませんが、ふとこれを書いていて思い出したのは子供のころテレビで見た人形劇の真田十勇士。子安さんの役は人形劇では名古屋章さんだったように思いますが(熊倉さんだったかな)、いやー、あれは名作でしたね。ま、お子様だったのでうろおぼえですけど・・・。名古屋さんを子安さん、うーん、ちょっと不思議?
なぜ、こんなに長々と書いたのか?自分でもなぞ?