quincentenaryと bicentennial

たぶん今、検索エンジンでquincentenaryを調べるとカルヴァン生誕500周年が上位に上がってくると思います。もちろん、今年は数多くのカルヴァン関連の本がでるでしょう。
一方二百周年といえば、そうダーウィン生誕二百年がでてくるでしょう。
本国イギリスでは面白い企画展などもあるようですが、この人の話題となると、外せないのはアメリカにおける「進化論裁判」という事になるでしょう。
で、今回(3月9日)のアマゾンの注文でその関連の本を買ってみました。
Summer for the Gods: The Scopes Trial And America's Continuing Debate over Science And Religion
Summer for the Gods: The Scopes Trial and America's Continuing Debate Over Science and Religion
何度かこのブログにも書いた有名な1925年のスコープス裁判(「monkey trial」と呼ばれてます)を扱ったピューリッツァ賞を受賞した本です。内容については読めたら書きます。時間はかかりそうだけど、丁寧にゆっくり読んでいこうと思っています。
(この裁判を戯曲化した「風の行方」の映画については2006年1月3日に書いています。)この問題こそが、アメリカの抱えている大きな問題の一つでしょう。そして、創造科学をはじめとする進化論を巡る問題に対して新政権はどう考えていくのか関心を持ってみていきたいです。