行きたかった!

ウィリアム・ティンダル(William Tyndale ティンデルかティンデイルのほうが良い気がする)が亡くなって400年の記念の新聞記事が、1936年に日本のある新聞に出ていた事を知って、近く国会図書館で調べてみようと思っています。比較のためにもイギリスの新聞では1936年にどんな彼に関する記事がでているかネットで調べてみました。現在イギリスのタイムズ紙では約200年分の記事がアーカイブで公開されており(しかも、無料とは立派!)、そのアーカイブで検索してみると、彼が処刑されたとされる10月6日を中心に幾つかの記事がありましたが、そのなかのパブリックレコードオフィスの展覧会に関する記事が目につきました。様々な彼に関する文書や手紙が一挙に展示されたらしい。行きたかったよー!
ちなみに、生誕500年の記念の学会とランベス宮殿での催しには参加しましたが、追いはぎにあって一文無しになった事と記念のバンケットで私の向かいが亡きアイリス・マードック(大好きな女流作家。オックスフォードの教授でもあった。アルツハイマーにかかってからの彼女の晩年描かれたがアイリスという映画が日本では話題になった)で隣がその当時のカンタベリー大主教で、学生の私にはとーっても居心地が悪かった事が印象的でした。