貴族的な夕飯

夕飯は友人が招かれた、お宅に伺いました。今はバッキンガムシャーにいますが、このあたりは、カントリーハウスやリタイアしたある種のクラスの人が多くすんでいます。招いてくれたのは、元テレビのプレゼンターをしていた女性と保守系新聞に記事を多く載せていたジャーナリスト。行く前から保守なのはわかっていたのですが、保守どころかアナクロな感じでした。まずはピムズで食前の会話はスータート。われわれ以外は、やはり保守系で名をはせている弁護士。詩人とポーランド人の奥さんというカップル。さらになぜか、労働党所属の議員。最初は議員さんだと気づきませんでしたが、しばらくしてスミスが党首だったときの影の内閣の人物の一人であることを思い出しました。しかし、話してみてこの人のお父さんは保守党の議員で閣僚である事が判明しました。
あー、参加者の詳細はちょっとこれ以上はいえないのですが、とにかくスノッブの集まりで、会話は適当に流しましたが、皆が戦争を肯定するのにはちょっと辟易しました。あと、すごい大きなわんこが二匹いましたが、どちらも私に張り付いてきて毛だらけになって困りました。第一、食事の席に犬なんて最低。動物好きの人には当たり前なのでしょうが、フォーマルディナーの席に犬が歩き回るなんて理解できない。
それと、ダイニングルームエドワードかビクトリア期の上流階級のダイニングみたい。ダークな柄の壁紙、うるさいほどの額縁の数。小さい部屋に部屋いっぱいのテーブルに置ききれないほどのプレート。いかにもアナクロ貴族趣味って感じ。食事はサラダにポテトにサーモンに最後はベリーとクリームにコーヒーといかにもだったが、なぜかガーリックマヨネーズが付け合せられえらい目にあった。戻ってきてから、友人とミントティーを飲んだり口をゆすぎまっくったけど、だめだった。
ま、貴重な経験でした。