助け合い

年末に多数の方が予想もしなかった辛い目にあわれたようで、お気の毒です。
詳細もハッキリしていませんが、生協に裏切られたという言葉がメディアでおどっています。
最近、複数の生協を試してみました。多くの生協ではシステムも使いやすさも工夫されているとは思いましたが、とても商業的でビックリしました。今の時代、生協といえども、いたれりつくせりにしないと組合員はつかめないのが現実でしょう。多くの人に取っては安価で便利な食品および生活品を買う(宅配する)ところというのが今の生協に対する認識なのではないでしょうか?逆に私の入った生協は大して安くないし、商品展開、働いている人やシステムなどどれをとってもいささかあか抜けませんが、助け合いという事と安全性に気を使ってると思って選びました。
本来、生協とは何なのかという事をもう少し考えても良いのではと思います。利潤や利便性を追求しているのではなく、組合員どうしが協力し合い、生活文化の向上を図ることを目的とするのが生協ですよね。助け合って生活を支える組織だったはずなんです。
確かに、今の時代、すこしでも便利で安くて安全であることが求められていて、それに合致しなければ、生活の向上に結びつかないのかもしれませんが、どうもそれには違和感を感じます。本当は誰が裏切ったのかだろうかと考えてしまいます。