功績より日々の行い

クリントン元大統領はようやく「良い人」という立場をかなぐり捨てて、オバマ氏への批判的発言を強めて、必死に奥さんを大統領へと導こうとしています。
彼は歴史的評価をとても意識して動いている人物と言われているので、なんとか自分の汚点を消すためにも必死で奥さんの応援をしているんでしょう。
私なんかはアメリカという自由を売りにしている国で二つの家で政権が交代で握られていくなんて、気持ち悪いと思います。ただ後の歴史家たちはどうやって頭の悪い息子が大統領になれたのかとか、ジョギングと言いながらファーストフードに駆け込むは女性問題をやたらおこす人が人気の大統領であった理由を、史料からどう読み解くかについては知りたい気もしますね。
それより、なにより、今年はクリントン元大統領の例の事件があかるみになって十年目という記念の年です。一昨年だったかモニカさんは社会心理学の論文を書いて修士号をロンドンでとったらしいのですが、また、表に出てくるのかな?
悪癖はどうしようもなかったのかもしれないけど、クリントン元大統領の場合歴史の功績を期待するより、日頃の行いを気にしておくべきだったですね。