なんだか悲しい

金子勝さんが出ていた教育テレビの番組で国保死亡事例をとりあげていましたが、ぱっと映ったその一覧表には、ぜんそくで病院にかかれずに死亡した事例が出ていました。
最近、病院に行くと、保険証のチェックが厳しくなりましたよね。それって、健康保険のお金を払えない人が増えているからというのも、大きな理由の一つだと思います。
なんだか、悲しくなりました。
私が喘息になってからでも、コントロール薬などがでてきて、薬さえ飲んでいれば、ある程度おさえられるようになって来て、日本でも喘息による死亡が減ってきたといわれています。しかし、医療技術があがっても、その医療を受けられずになくなるなんて、あまりに悲しいし、間違っている気がしました。これから、もっとそういう理由で亡くなる人が増えてくるのでしょうか?なんだか、変な民営化や規制緩和で妙な金持ちを作り出して、基本的な医療も受け入れられない人を作り出して、見殺しにするなんて、納得出来ない。極端な金持ちや貧乏ではなく、そこそこの生活を送れる人が多い世の中を目指した方が良いように思えてきます。
また、悲しくなる一方で、我が家も私の医療費にかなりの金額をさいているし、喘息がひどいと、生活をおくるうえでも、体に無理はきかないし、余計なお金もかかってくるので、いつもその負担を重く感じてきましたが、自分が病院に何とか通っていられる事にもっと感謝すべきだとも感じました。