某国際学会の思い出

昨日のフォントブロー修道院での学会に色々思い出があります。
フランスが不便だけど女性にはありがたい国である事を思い出させる旅でした。13時間飛行機にのってパリに行き、TGVでアンジェに出ようとしたら、SNCFがスト。
なんとか苦労して夜中にアンジェのホテルについたら、予約記録がパーだった。さらに、同じ時間についたフランス語の話せないアメリカ人とhelloしかいえないくせに英語を話せると言い切るフランス人のホテルの従業員の通訳をするはめになり、しかもたどり着いたホテルの部屋のお湯が殆どでなくて、蚊にまぶたをさされてしまいました。
気を取り直して、翌日にフォントブローに行くためにSNCFに乗ろうとしたら、最寄り駅はアンジェの隣の駅なのに午後も数本しか電車がなく、たどり着いた駅で、タクシーつかまえようとしたら、タクシーどころか、駅員もいなかった。諦めて電話を近くのカフェに借りに行ったら、親切なお店の人がまた親切な人に紹介してくれて、修道院のある村まで送ってもらいました。
修道院の宿泊代は高かったので、数キロ先の休暇村のようなところに滞在し、私は歩いて通ってました。非常に美しい田園風景なので散歩気分で歩いていましたが、途中、毎朝私の横を戦車が通過して行きました。兵隊さんも妙にフレンドリーで、いつも戦車から顔を出して挨拶してくれました。警察官のパトロールに出くわす事も多く、いつも声をかけてくれて、パトカーにのせてくれました。よって全行程を歩く事は少なかったような気がします。
お昼も学会会場は高かったので私はひとりで村のレストランで食べてましたが、これが悪目立ち。東洋人の女が一人田舎のレストランで食べるのですから、ほとんどパンダ状態でしたが、様々な人のテーブルにおよばれしたおかげで飲み物代は払う事はなかった気がします。皆さん親切で、フランスに行くと女で良かったと思いますね。
肝心な学会の内容ですが、これが全然さっぱり思い出せません。不思議な学会の思い出です。