トイレのトラブル・・・?円

しばらく前からIN○X製のウォシュレットの水が常にわずかですが流れたままになっていました。調べてみると、ゴム製のボールが劣化するとおきることがあるというので、クマが近くのDIY店でゲットしてしてきて自慢の工具を片手にごそごそと交換作業をしました。しかし残念ながら症状はまったく変化なし。さらに調査をすすめると何と水があふれるのを防ぐためのオーバーフロー管というパイプが根元から折れてしまっており裂け目の部分から水が染み出ていたというのです。
このままでは緊急事態に突入してしまうので、クマは頭を久しぶりにフル回転して折れてしまったパイプは継ぎ足せばよいのではないかと考えました。ベランダ掃除用に使っている家庭用のゴムホースを10センチほど切り、パイプの接続に使おうとしたのですが、少し細すぎたようです。もう少しだけ太くするため、パソコンやAV機器のケーブルをまとめるための結束用テープを探してきてぐるぐる巻きにしてどうにかこうにか繋げる事に成功しました。接着剤などは使っていないので、もともとの水が少し流れたままの状況までは戻すことができました。これでトイレがつかえないという最悪の事態にならずにすみました。
改めて調べた結果、とりあえずIN○Xのカスタマー相談窓口に電話して状況を説明したら、オーバーフロー管が折れてしまった場合には水のたまるタンクの部分を取り外して、新しい部品を付け直すので、1時間程度の修理で費用も1万円ほどかかると言われてしまいました。
修理を依頼すると2時間ほどして担当者のお兄さんがやってきました。どれほどの大工事になるかと興味津々で様子を伺っていると、「これを使えばタンクをはずすことなく簡単に修理できます」と自信満々にそのお兄さんが取り出したのが、塩ビ製の10センチほどのパイプ(下側部分は水の流れを止めないように爪のようになってます)でした。塩ビ用の接着剤をたっぷりとつけて、折れたパイプをつなげるという10分弱の作業でした。「はい、終わりました。代金は後ほど請求書をお送りします。大体?千円くらいでしょう。」
満足げに帰っていくお兄さんを見送った後のクマの反応は、「あれ位のことなら自分でやればよかった。きっと千円もかからなかったよ」でした。
修理のお兄さんの話によると5年から10年くらいで折れることがあるらしいので、トイレの水を観察して心当たりのある方は参考にしてくださいね。でも自分で修理する際には自己責任でお願いします。