感想文

This american life のラジオの最新エピソード”十戒”を聞きました。(番組については2007/5/5を参照下さい)
番組でだしで数学教師、フランスのダイニング、鉱員、トラクターの安全の十戒などが紹介されてました。(欽定訳ではですけど)十戒といえば"Thou shall 〜"というフレーズで始まるイメージが定着しています。それなのに、上記のうち、トラクターの安全だけ"Thou shall 〜"で始まらないんです。なんでかというと、なんでかという、それはクボ○のUSサイトだからなんです。
だめじゃん!
そんな十戒のひとつには"Thou shall not kill"がありますが、これについて番組ではイラクに駐在していた陸軍づきのチャプレンに質問しました。
やはり、兵士にこの問題を相談されたとチャプレンは答えていましたが、チャプレンにとっても難しい質問だったようです。新約聖書でのイエスは兵士の娘を助けたという記述がありますが、その際、彼の職業を非難する事はなかったなど、苦しい説明。自分でも何故陸軍の服をきてこんな事をしているのか、ここから離れる事は、止める事はできないのかという、兵士と同じ問題を悩んだといっていました。さらに、聖書を文字通り理解するのではなく、自分の行いを立ち止まって考えるために十戒があるなど、違う理解というものを考えたともいっていました。うーん、苦しいですね。それにとても考えさせられます。
さて「十戒」での英語の言い回しと同様日本語でも何故か文語訳の「汝、殺すなかれ」の方がしっくりくるのと同じですかね。新共同訳になって汝もあなたもなく「殺してはならない」だけになっちゃって変な感じ。神である私があなたに話しかけていると思うので二人称はあったほうがいいと思うのだけど・・・
そいえば、十戒って「じっかい」と読む訳ですが、「じゅっかい」と読む人が多いですよね。
しかし、日本語入力をするには正しく読まないと変換されないので気をつけて!