勉強しました。

研究会に出かけてきました。発表者は大先生でした。
もう感動しました。
レジュメにも発表にも無駄がないし、ポイントがきちんと押さえられてるんです。
あー、こういう発表を淡々とできるってかっこいい!
あるエリアの農民戦争と宗教改革テーマにしていたんですが目から鱗の内容でした。
ある種の共和制というか民主的政治に搾取のない経済生活が16世紀はじめの農民戦争による農民共和国体制によって成立する。
その体制では教会の司教や戦争なども人々の意見が反映され、当然、共同体全体で宗教改革は起きない。
いつもイギリスばかり見ていると、こういう状況がイメージできないので、様々な形で宗教改革が展開されていることを改めて感じました。
また、中高のときに埋込まれる封建制と搾取という考え方を否定しながらもそれに縛られていることも認識しました。
いろいろな意味で良い勉強をした研究会でした。
その後の飲み会でも若手参加者の誰もが今日の研究会の発表について熱く語っておりました。いやあ、勉強しました。先生、ありがとうございました。