Street car

サン・フランシスコといえば、ケーブル・カーが良く知られていますが、路面電車も町を象徴する交通手段です。その中でもフィッシャーマンズ・ワーフからフェリー・ビルディングを抜け、カストロまで走るF線は、歴史的な車両を使うことで知られています。
NPOによって運営されており(公式サイトはこちら)、大阪やミラノ、ニュー・オリンズなど世界中から古い車両を引き取り、メンテナンスをしながら利用しています。古いものは19世紀後半のものが現役で走っております。車両をそのまま利用しているので、車両内の表記がイタリア語だったりしています。大変のどかでノスタルジックな乗り物です。運営形態を含め、大変気に入って、しょっちゅう乗りました。そこで最後に、ケーブル・カーのミュージアムによって、見学をしてきました。ミュージアムの展示映像のひとつが1906年のマーケットストリートからフェリービルディングにかけて走る路面電車の映像があり、大地震数日前の町の様子を見ることができました。大変、面白かったです。ぜひ、長く、この電車たちが現役で活躍してほしいと思います。