米語

数日後には帰国の途につきますが、今回の滞在で痛感したのは、日本の米語教育は正しいということ。
アメリカではお店でも図書館でもセキュリティチェックでも、初めて会う人にも「Hello! How are you?」「Fine, thank you. How are you?」「Good. Thank you. 」というようなやり取りが欠かせません。どうしても、イギリス人やイギリス英語と触れる機会が多いので、中学一年で最初に習う、このダイアログが役に立ったことは殆どありませんでしたが(イギリスなら「元気?」と聞かれたら「なんとか生きてる」と答えるほうが普通な気がします。)、アメリカに来て、重要性を認識しました。
逆にイギリスだと会話の中で高い頻度で使われる「lovely」という単語がありますが、アメリカ人はあまり使わないんですね。私は「lovely, thanks!」というフレーズが口癖なのでこれには困りました。「lovely」は満足しているようなことをしめすのですが(文脈によっては丁度いいとか良いという意味にも)、アメリカではそういう言い方はしないようです。逆に「I appreciate it」とアメリカ人は丁寧な感謝の表現として会話の中でよく使いますが、文章の中で使う事はあってもアメリカでの使い方はあまり私には馴染めないものでした。結局、アメリカのニュースは質の問題もあったけど、音が聞き取りにくいので、毎日BBCのニュースを見てました。 f(^^;