至福のとき

サンフランシスコで一度はいってみたかった場所に行ってきました。
その場所とは「ズニ・カフェ( zuni cafe )」です。(残念ながら公式HPはなし)
超有名レストランですので、日本でも知られていますが、このレストラン周辺は結構怖いところで夜出かけるのはいやだったので、ランチに予約していってみました。
最初に出たパンはパン・ド・カンパーニュでしたが、ガツガツ食べてしまいました。
牡蛎で始めるのがここに来る人のお約束のようでしたが、私は苦手なので、アサリをまずは白ワインといただきました。生のアサリって食べたことがなかったけど、美味でしたよ!
続いて、おいしいと評判のシーザー・サラダ一人前を二人でシェアをしていただきました。
ドレッシングが丁寧にいい材料で作られていて、チーズとレタスのクオリティも良いようでしたが、クルトンがいまいちだったかなあ?アメリカで食べた中ではかなりおいしいほうだと思いますが、他のサラダをためして新たな味を開拓したほうがよかったかも?
それから、1時間ほどして、この店のスペシャリテである「二人用にオーブンで焼いたチキンとパンのサラダ」をいただきました。松の実や胡椒の実、カリッと焼かれたパンとマスタードグリーンなどがヴィネグレットとあえてあって、その上に、チキンが座っており、
胸やももに大きく分けてあるので、食べやすかったです。
香りもいいし、カリッとした皮に、やわらかくてジューシーなお肉で感激!!さらに、サラダのほうも美味。一生懸命食べて、サラダの残りは持ち帰り用にしてもらったけど、骨は入ってなかった。あの骨なら良い出汁が取れたと思うと残念。
薪をくべたレンガのオーブンでじっくり時間をかけて焼くので、注文して1時間近い時間がかかるようです。それでもこの店に来たらというか、サンフランシスコに来たらこれは食べるべきお皿です。
おなかパンパンでしたが、デザートは頼んでしまいました。クマはピーチ・ソルベ、私は
紅茶のアイスをいただきました。どちらもとーってもあっさりしているけど、奥行きのある味でした。特に、私の食べたアイスクリームは口に入れたときにはラムレーズンのアイスを食べている感じですが、最後によい紅茶の香りがする複雑で絶妙の組み合わせのアイスでした。どちらにもついていたメレンゲも甘さと硬さがちょうど良い感じでした。
さらに、さいごに注文したアメリカ産のミント・ティーもちゃんとポットででてきたし、おいしいお茶でした。
サービスの女の子は感じの良い子で、味・サービスともによいお店でした。
今日は寒い日でしたが、薪のオーブンのおかげでなんとなく暖かくて気持ちよかったです。
ただし、ランチとはいえ超人気店なので予約をしたほうがいいですよ!(ま、常連さんやコネがあれば別だけど・・・)
さて、これだけでも充分堪能しましたが、ここから最後の締めに歩いていきました。
歩いて、5分ほどの「blue bottle coffe」です。ここに来ると気持ちもほぐれるし、この店のコーヒーの香りにくらくらしてしまいます。結構、みんなマイ・カップ持参で来ているのもSFらしいなあと思いました。
おいしい食事に、コーヒーをいただいて至福の時をすごしました。