堪能

本日はニュー・ミニをレンタルして、ナパバレーへ一日というクマと私それぞれの楽しみを追求しました。(ナパにもバスとフェリーで来ることは可能です。)
9年前にめぼしいワイナリーにはいったし、ワイントレインも体験したので、テイスティングを3箇所だけしてきました。
実際のところ物価の高騰によるものなのか、テイスティングの値段が跳ね上がっていて、あまりたくさんはまわれません。
まずは「trefethen」というナパの入口のワイナリー。私は、ここの白ワインが好きなので、寄ってみました。新しいシャルドネリースリングもとっても良い感じ。朝の十時過ぎでしたが、目覚めのワインを堪能しました。
つづいて、一番行ってみたかったワイナリー「chateau potelle」にいってみました。山の上にあるワンコの足跡がトレードマークのワイナリーです。(我が家のクラシックミニではここまでは上れなかったかも?)
ここは、ぱぱブッシュの就任式など大統領期に利用したことで知られています。
とーっても気さくなおじ様二人が出迎えてくれました。
それに、この山の上まで自転車で来たすごいお客さんと一緒にテイスティング
正直、どれも若かったのですが、良いワインです。ジンファンデルが気に入って、一本だけ購入しました。絶景のワイナリーでピクニックエリアもおすすめ!
ものすごい斜面(45度)で作ってるワインもあったのですが、酔っ払って名前をはっきり覚えていないのですが、確かkill creekというネーミングだったと思いますが、おもしろいですよね
その後、山をおりて、ピクニックエリアとデリで知られるsatuttiで食事をして(ここのワインには興味なし(^^;、「charles krug」に行ってみました。ここが今や唯一のモンダビ一家のpeter mondaviが持つワイナリーです。(「カリフォルニアワインの父」ロバード・モンダビ・ワイナリーも人手に渡ってます。)
テイスティングしたワインはちょっとねーという感じでした。でもワイナリーのお兄さんと世間話でもりあがりました。彼に次回サンフランシスコでホテルに泊まるならミヤコホテルがいいよと盛んに薦められました。しかし、最も古いワイナリーでナパの歴史を考える上では重要なワイナリーですので、訪れて良かったです。
その後、前回は逃した間欠泉「オールド・フェイスフル・ガイザー・オブ・カリフォルニア(Old Faithful Geyser of California)」にいきました。約40分ごとに5分ぐらいの間、熱せられた地下水が地上に吹き上がります。
イエロー・ストーンも有名ですが、ここのは個人所有という異例の間欠泉。一定の間隔で吹き上げる間欠泉は数少なく、そのことからフェイスフルとよばれているようです。
間欠泉をながめながらうとうとと一休みした後、ディーン・アンド・デルーカ(satuttiの向かい)で食料品を購入し、ロバード・モンダビでお手洗いをかりて、帰ることにしました。
(初めての方には、大きなワイナリーでツアーを体験したあとテイスティングをしてまわることをおすすめします。ただ、ブランドワイナリーってテイスティング代も高いし、普段飲みもしないワインの味見したって仕方ありませんけどね!)
帰り道にバークレーによってみることにしました。高速を降りて、地元の道に入ったところで、前の車にぶつかりそうになりクマが急ブレーキ。大きな音が鳴ってびっくりしました。ABS(アンチロックブレーキ)が作動したためだと後で知りましたが、我が家のクラシックミニには、近代的な装置は一切ないので、初めての経験でした。前の車がおどろいて止まったので、もしかしたらぶつかってしまったのかと思ったクマがあわてて車を降りて、前の車の方の安全確認をすることになりました。前の車は南アジア系のアメリカ人の方のレンタカーでしたが、乗っていた女性がちょっとびっくりして首に衝撃がつたわったようでした。おそらく何もないけど念のため連絡先など必要な情報の確認をしました。相手のグループの男性陣は、逆にこちらの心配をしてくださるほどでしたので、何事もなくすみそうですが、クマにとってはちょっとショックな出来事でした。
とりあえず、バークレーでピザをスタンドで食べ、帰ってきました。
最後にちょっとビックリすることもありましたが、楽しい一日でした。