練習台

本日は、グレース大聖堂によってみました。
この教会は迷路と教会内のAIDS Chapel にあるキース・へリングによるaltarpieceと一般にはよく知られているかもしれませんが、サン・フランシスコらしいエキュメニカルと瞑想を全面に打ち出したアメリカ聖公会の教会です。
(歩き方には「ローマ・カトリックプロテスタントの中間をいくという、開かれた教会である」と書かれてますが、別に特殊な宗派の教会ではありません。聖公会の教会なんです。多分、教会においてある日本語リーフレットから引用したと思いますが、よく考えて引用すべきでしたね。聖公会の説明なら、引用の文章が続くのはわかるけど、グレース大聖堂の説明ならとしては成り立たない。歩き方(や旅行ガイド)はいつも宗教に関する説明や情報がちょっといい加減ですね。多くの日本人には馴染みのない事なのかもしれませんが、もう少し考えた書き方をしても良いのでは?)
ゴールドラッシュの1849年に建てられたものの、1906年地震でなくなってしまい、改めて建造され、一応60年代に建物自身は完成した教会です。(今も、内装などが終わってない部分があるので・・)
ヨーロッパの教会をあちこち模倣してコンクリートでできたフランス式ゴシック建築の教会で、1930年代に建設が開始された当時のフレスコ画やステンドグラスと60年代に作られた壁画やステンドグラスという大きく二つにスタイルの分かれた教会でした。60年代のステンドグラスは時代の特徴もでたもので大変面白かったです。
天井に近い部分に教育や労働などの象徴する人物のステンドグラスがあるのですが、アインシュタイン(科学かな、物理学だったか忘れました)、デューイ(教育の象徴)、フランク・ロイド・ライト(建築の象徴だったかなあ?)など、結構面白い人選でした。
教会によるガイドツアーに参加しましたが、ガイドさんは練習中らしく、カンニングカードを読み間違えたり、思わず助け舟足したくなる程でした。
来月には、きっと上手になってるでしょうね?がんばって練習してください。