classifiedと赤紙

毎日、公文書館で史料探しと撮影を続けています。
私が史料のありかを探し、クマが必要な箇所を確定してデジカメ撮影を担当しています。
今日はエスコートをつけないとたどりつけない部屋で数時間費やして約1200の箱から必要な約10個の箱を発見しました。オーダー前に一応アーキビストに確認してみると、その1200の箱はclassifiedといわれてしまいました。だからオーダーしたとしても来週後半にもしかしたら一部は出せるかどうかわかるかもしれないし、だめなら政府宛に許可を求めなさいということでした。なら最初にハッキリカタログに書いといてよ!私の労力を返せという感じです。
しかし、こういう事には慣れて来ました。ハッキリ行って史料探しはギャンブルです。第6感でカタログから必要なものをオーダーするしかないような気がします。私の感は公文書館の作ったカタログよりは信用できます。年号はいつもでたらめだし、箱のタイトルと中身がちがうことも珍しくない。どこの役所が出したのかは間違えないのが唯一の救いですかね。
気持ちを切り替えて、カタログから気になるタイトルの箱をオーダー。すると探していた年代の記録であることが判明。
やったーと思って箱をあけると半分以上は赤紙になっていました。赤紙はretrieveされて機密事項になったということを告知した文書です。ちょっとー、こんなに大きい箱に本の数枚の記録で後は赤紙なんてゆるせん!!