長屋の火事騒ぎ

アレキサンドリアからDCに移ってきました。今度の滞在先はフォー・ポイント・バイ・○ェ○トンホテルです。ネットに便利なビジネスホテルで激安でした。アレキサンドリアと違って何かどよーんとしたインテリアで壁が薄く。向こう三軒両隣の話はつつぬけ。ま、長屋かキャンプのよう。元気のいいアフリカ系の人にカメラマンを頼まれたり、おとなりさんと立ち話をしたりと近所づきあいはいいのです。普段はビジネスマンでいっぱいだけど、今は家族連ればかりです。
さて、長屋は安普請ですから、火に弱い。
そう、日付が変わるころ、放送で階段を使ってすばやく外に出るように機械のアナウンス突然起こりました。火事です。長屋っぽいでしょ!
はだしの人も、荷物を全部持った人もいました。私たちはジーンズにシャツを着て、貴重品だけもって出てきました。かわいそうな坊やはクマちゃんにブランケット、おしゃぶりをして目をこすりながら歩いて降りてきました。
聞けば、何かの火災報知機の問題らしく、昨日も起きたとか!昨日は裸で飛び出してきた人もいたとかいうことを騒ぎでしりあった品のいい日本人のご夫婦に聞きました。
しかし、従業員の誘導なし、説明なし。自分たちで駆けつけた消防員に聞いて部屋にしばらくして戻りました。おいおい、大企業のホテルなのに、こんないい加減でいいんでしょうかね。しかも、火元のバーはその間も通常営業しんじられん。
ポイントもためたいけど、週明けたらホテルを移ります。ガイドブックによくでてるけど、単なるどぶいた長屋なので、要注意です。
私の母はホテルで何があってもすぐ外に出られるような格好で寝るようによく言いますが、ホント、今回のことで骨身にしみました。ハンドバックを抱いて寝ます。おやすみなさい。