ぼーっ

Bury the Chains: Prophets and Rebels in the Fight to Free an Empire's Slaves
朝から何とか家事をこなしてからはコンフォートチェアーに座ってテレビを見てぼけぼけするしかありませんでした。朝はカナダのBig Sugarという現代の世界を動かす砂糖産業のドキュメンタリーを衛星放送でみて目から鱗。砂糖産業のロビー活動にも関心があったので興味深かったですし、パラレルとして大英帝国プランテーション農場経営と奴隷解放の話を使っていたのも面白かったです。この番組に出演していた作家の書いたのが画像の本です。クェーカーと一部の国教徒によって展開された奴隷解放を扱った本なので取り寄せてみようと思っています。いやー、良いものを見せていただきました。
その後、日本の民放にチャンネルを動かすと、話題のIT会社の捜査の話を取り上げていました。サーバーに捜査がおよんだことについて「メールはサーバーに残っているので、サーバーを見に行く事が必要なんです」とかニュース解説者がいうと、一同が「そうですね、情報化社会ですから」とか答えてました。
ちょっとまって、サーバーからメール削除できるじゃん。確かに消去されたデータを復活させることはできないことはないということなのだろうけど、でもさ、見に行くことが最も重要だということではないですよね。状況を把握する事が重要なんですよね。「公共放送」を気取るメディアの皆さん、情報化社会についていってます?その後は露骨に民主党の昨日の国会での証言を持ち上げまくり。反自民姿勢は何となくわかるけど、でも気持ちの悪い親民主党で気持ち悪い。あー、カナダのドキュメンタリーのような深く掘り下げた考察だとか、せめて基本的な情報を提示して欲しかったなあ。中途半端な情報と解説付きの反復ニュースなんて「公共放送」じゃないでしょう!