仏頂面

今日はロケットの番組をやっていました。
みなさんもイメージされるように、フォン・ブラウンのV2ロケット、スプートニクショック、ケネディアポロ計画の演説ときて、宇宙飛行士の「偉大な一歩」というお決まりの説明に乗っ取って、番組は構成されていました。
その中で、ケネディの写真が出てきた時、その時のケネディ大統領の後ろに仏頂面した当時のジョンソン副大統領が写っていました。たしかに、その気持ちはわかります。
ジョンソンはスプートニクショックの後すぐに、国連で宇宙開発問題について演説し、宇宙開発に関心を持って積極的に動いていた議員です。副大統領として、歴代の人物と同じく科学関連の問題を扱う役目も担っていました。それなのにケネディの派手な発言で「おいしいところ」を全てもっていかれてしまったのですから、ジョンソンとしては腹もたつでしょう。まあ、ケネディって若くて、軽くて、金持ちで人気はあるけど、本当は政治家としては結構困った奴だったのではないかと思ってしまいます