言葉の力

私の日記には「高慢と偏見(Pride & Prejudice)」を検索していて、訪れて下さる方が多くいらっしゃいます。ありがとうございます。コリン・ファースにご興味のある方が今までは多かったようですが、最近ではイギリスで9月に公開され(本国での公式サイトはこちら)、日本でも近日公開予定の映画版に関心があってお見えになる方が多いようです。(参照:9月5、21日、10月13、14、20日)日本語版の公式ページを見て(これ見て、見に行きたくなるんでしょうかね?)、ビックリしたのはタイトル名「プライドと偏見」です。変なの、なんでこんな中途半端な翻訳タイトルなんでしょう。昔からの「高慢と偏見」というタイトルがあるのに、どうして、こんな中途半端な英語を印象づけるタイトルをつける必要があるのか疑問ですね。次の機会に、私が「高慢」という訳の方を支持しているか書いてみたいと思います。タイトルがこれだと、字幕も怪しいかと勘ぐっちゃいますね。(映画はトム・ホーランダー(Tom Hollander)のコリンズ氏が良かったです。)
さらに本日はテレビでテロップの漢字の間違いと字幕の翻訳の間違いを見すぎて、呆れてしまいました。思わず、自分が間違えているのかと今日は何度も辞典でチェックしてました。
発信する人は、あまり意識していないのかもしれないけど、受け取る方にとっては、どれも腹立たしいし、誤解を招くと思います。言葉の力、文字の力を情報発信者が軽視する風潮は、ホント、悲しいですね。