キャトルキャー

この言葉は子供の頃、母の持っていたレシピに出ていたお菓子の名前です。レシピには4分の4という意味と書かれていましたが、バター、砂糖、卵、粉を同量で順番に混ぜてパウンドケーキ型に入れて焼くという極めて単純なお菓子です。久々に作ってみました。全て120グラムずつで作りました。紅茶風味にしようと、最近お気に入りのtea palaceのearl grey excelsior3グラム程を粉末状にして混ぜ込みました。バターも奮発してカルピスバターを使いました。焼いた後、すぐにオレンジリキュールを刷毛で薄く塗るつもりが酒の入った器をもった手をすべらせ、大量にケーキにしみ込みました。
完全にケーキがさめてから、粉砂糖とレモンの絞り汁を混ぜたアイシングをかけてみました。クマは気に入ってくれたようです。このケーキは様々なバージョンで子供の頃から作っていますが、失敗した事がありません。きっと、キャトルキャーという呪文のようなレシピ名のせいでしょう。