いわさきちひろ

ゆきのひの たんじょうび (至光社国際版絵本)
ひさの星 (よみきかせ大型絵本)
夜、いわさきちひろをテレビ番組で特集していました。アンデルセンのお話や、「ひさの星」、「わたしが小さかった時に」「戦火の中のこどもたち」などのハンカチが欠かせない、涙がとまらない絵本が多いですよね。それと、赤い帽子が印象的な「ゆきのひのたんじょうび」が人気のあるとこですね。番組でもそういった悲しくて、優しく、美しい絵が次々紹介されていました。
しかし、私が最も好きな作品は「おふろでちゃぶちゃぶ」という松谷みよ子さんの文でいわさきちひろが絵をつけているものです。あひるちゃんが男の子をおふろに早く来るようにさそうと、男の子が「まってまっていまずぼんをぬいだとこ」というように答える。子供の頃はあひるちゃんに自分が誘ってもらっているようで大好きでした。ちひろさんの絵のあひるちゃんはとっても親しみがあったのと、さいごに頭をあらってきゅーぴーさんになるのですが、この絵が絶妙。また、読みたいなあ。(残念ながら、アマゾンにイメージが無かったので、「ひさの星」と「ゆきのひのたんじょうび」をアップしてみました)